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清水を代表するホテルを目指して

 

 

「もっと清水らしさを大切にしていたら、この街の風景はどうなっていたであろうか。」

現在の街並みを眺めながら、ふとそう思うことがあります。

豊かな緑、美しい駿河湾、そして富士の霊峰を望むこの街の風景は、かつて多くの人々を魅了してきました。

​私たちは清水に生まれ、街と共に歩んだホテルとして、この街の魅力を発信する義務があると思うのです。

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清水の歴史と会社の歴史

古来より清水は天然の良港・駿河湾を持ち、港町として栄えてきました。

そこには東海道の宿場がおかれ、宿場町としても発展。

多くの旅人がこの地で身体を休めていきました。
 

その中で私達ホテルクエストも、前身である「竹屋旅館」として1948年にこの地で創業。各界の著名人をはじめ、多くのお客様にご来館頂き、文字通り「清水を代表する旅館」として愛され、育てられてきました。
 

旅館ならではの日本的おもてなしと、地元を愛する心は、この時から今まで、脈々と受け継がれています。

客室「清水モダン」

めまぐるしく変化する現代、日々新しいものにとって代わられる今だからこそ、歴史や自然、文化や価値観にもう一度目を向け、清水の魅力を伝えたい。

客室は機能性と居心地を大切にしながらも、随所に清水らしさを。客室のアクセントとして配した「緑」や「オレンジ」は、静岡が世界に誇る名産「お茶」や、清水エスパルス・静岡みかんに代表されるシンボルカラー。

人を元気にするビタミンカラーとして、お客様の健康と街の活性化への思いが込められています。

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富士の先に彼らが見たもの

クエストの大宴会場の壁面モチーフには、「三保海岸からの富士の稜線」を採用。
そのデザインは、かつてこの地で歌川広重が見た富士の稜線。今も名作として残る、広重が描いた富士の姿が、時を越えて宴会場に彩られています。
これは、街づくりを研究する京都大学院生との共同開発により生まれました。

日本の象徴である富士のスカイラインを見て、人生の節目を祝うこの場所で、もう一度自分自身の存在を見つめ直すきっかけを与えたい。
この稜線には、そんな思いが込められています

豊かな自然が育んだ食材

清水は豊かな自然に恵まれていることから、食材の宝庫でもあります。新鮮な魚介類はもとより、甘みたっぷりの地場野菜や肉、美しい水で作られたお酒。ホテルレストラン「クオモ」では​健康に配慮した食事をイタリアンというスタイルでその魅力をお伝えしたいと思っています。

メニューは全て、料理人が一から手作りで作り上げたオリジナル。美味しいものが溢れる現代においても、「思い」を伝える為には手作りでなければいけないと、私達はそう信じています。
ここが、清水の街の「元気」や「文化」の発信源になるように。

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想いを伝えていくのは人

いくら素晴しい設備を用意しても、思いを伝えるのは「人」と「人」。
最も大切なのは「人」であり、私達はこれからも教育によって思いを伝承していく必要があります。


私達の理念でもある「他楽」の精神。そして地元を愛する気持ち。崇高な思いを掲げながらも、私達はまだまだ未熟です。皆様のご意見やお叱りを頂きながら、一歩一歩成長して参りたいと思っております。

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